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2008年03月19日

幻のスフォルツァ騎馬像

先日、名古屋国際会議場白鳥センチュリーホールに伺う機会がありました。そこにはイタリアルネッサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチが作り上げようとした「幻のスフォルツァ騎馬像」のブロンズ像のレプリカがございます。この騎馬像は高さが8.3mもあり、近くで見ると圧巻です。

幻のスフォルツァ騎馬像


この騎馬像の台座の部分には説明版があり、そこに記載されているある部分を見て、思うところがありました。

幻のスフォルツァ騎馬像


それは一番下の「寄贈 東海銀行」と書かれた部分です。「東海銀行」は今ではもう現存しない銀行名。統合を重ね、現在は「三菱東京UJF銀行」になってます。


「東海銀行」は倒産したわけではありませんが、統合を重ねた結果、その名前はどこにもありません。日経ビジネスによると会社の寿命は30年と言われています。それを平均寿命として捉えるのであれば、10年でなくなってしまう会社もあれば、何十年も存続している会社もあります。

仏壇という商品はライフサイクル(商品寿命)の長い商品です。ご縁をいただいた後、10年後、20年後にお仏壇に不具合が生じ、修理(アフターサービス)を依頼されることは稀なことではありません。その時にもし会社がなくなってしまっていたら、永田や仏壇店を信用してご縁をいただいたたくさんのお客さまに申し訳がたちません。

永田や仏壇店は今年で創業108年をむかえました。ありがたくもご縁をいただいたたくさんのお客さまのために、いつまでも会社を存続していかなければなりません。永田や仏壇店は自分で4代目。これから先、200年。300年と歴史を綴り、10代先、20代先も伝統的工芸品であるお仏壇を造り続けることができるよう、ご縁をいただいたお客さまにいつまでも安心してお仏壇に手を合わせていただけるよう、頑張らなくては!そんな思いでこの説明版を読んでいました。



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Posted by 永田や COO at 10:10│Comments(4)社長の独り言
この記事へのコメント
>仏壇という商品はライフサイクル(商品寿命)の長い商品です。
言われてみれば当たり前の事なのですが、記事を読んではっとしました。
「会社を存続させなければ」というのは、どこの企業さまもそうだと思うのですが、そこに、より特別な意思を感じました!
Posted by ルーコすずき at 2008年03月19日 10:30
ルーコすずきさんに同じく!
いつも、永田やCOOさんの謙虚な考え方には
頭が下がります。

私も見習って頑張りますっ♪
Posted by 三好のポンちゃん at 2008年03月19日 10:52
僕も先日同じ像を見ました。
ほんとに大きくて立派な像ですよね。

そして、今週末にも行ってきます。
写真をたくさん撮ってこようかな、と思っております!
Posted by m-gane at 2008年03月19日 22:31
ルーコすずきさま

顧客満足のひとつとして企業の永続性があると思います。どんなものでも自分の購入したお店がなくなってしまうのはとても寂しいものですからね!


三好のポンちゃんさま

ポンちゃんさまのお店はもお客さまに愛されてると、先日伺ったときにとても感じました。もっともっと愛されるお店を目指し、お互い頑張りましょうね!


m-ganeさま

はい!プロのアングルを楽しみにしています♪
Posted by 永田や COO永田や COO at 2008年03月20日 08:45
 
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