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2008年09月17日

色即是空

「般若心経」の解説シリーズ。今日は誰でも一度は耳にしたことのあるフレーズ「色即是空(しきそくぜくう)」です。

COO


仏説摩訶般若波羅蜜多心経

観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄 舎利子 色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 受想行識 亦復如是 舎利子 是諸法空相 不生不滅 不垢不浄 不増不減 是故空中 無色無受想行識 無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法 無眼界乃至無意識界 無無明亦無無明尽乃至 無老死亦無老死尽 無苦集滅道 無智亦無得 以無所得故 菩提薩埵 依般若波羅蜜多故 心無罣礙 無罣礙故 無有恐怖 遠離一切顛倒夢想 究竟涅槃 三世諸仏 依般若波羅蜜多故 得阿耨多羅三藐三菩提 故知般若波羅蜜多 是大神呪 是大明呪 是無上呪 是無等等呪 能除一切苦 真実不虚 故説般若波羅蜜多呪 即説呪日 羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶 般若心経



「舎利子」

「舎利」・・・お釈迦さまの10大弟子のひとり、シャーリプトラのこと。
「子」・・・立派な人につけられる敬称。


お経の出だしから前回の「度一切苦厄」までで、ひとつの括りが終わりました。そして今回の「舎利子」よりまた新たな括りになります。

「舎利子」とは、お釈迦さまの弟子のひとりシャーリプトラの問いかけに対し観自在菩薩が「舎利子よ」と、語りかけ、そして説いていかれるといった様子を示してます。そしてこれから観自在菩薩の「説き」がはじまります。



「色不異空 空不異色 色即是空 空即是色」

「色」・・・形あるもの。欲望の対象になるもの。
「不異」・・・否定のまた否定。つまり「同じ」の意。
「即是」・・・・等しいこと。
「空」・・・何もとらえるべきものがないこと。欲を離れること。


般若心経の中でも最も有名といっても過言ではない、この部分のフレーズ。この連続した4文字の4つの並びはすべて同じ意になります。「不異」という否定表現から入り「即是」という肯定表現で更に繰り返し強調し説かれています。

この4文字の4つの並びは「物それ自身は実態として存在するのではない」、つまり「形あるものは空である」という教えです。ん?でも、形あるものは存在しますよね?誰でもそう疑問を持たれるはずです。これは物が存在するのは、その存在を成立させる様々な条件や要素が備わっているからこそ、そこに存在できうるのである、といった考え方なんです。



たとえば。。。柿の木に美味しそうな柿がなっていました。食べたいなぁ、と思っていた矢先にカラスがやってきてその柿を食べてしまいました。食べたいという欲望を満たすことができず「形あるものは空である」と実感します。しかし来年には目に見えない大地の恵みによってまた柿の木に新しい実がなることでしょう。つまり「空なるものが形あるものを構成する」のです。



「空」などといえば、とても難しく、訳がわからない思想のように思いがちですが、物やお金など「色」に対する欲求や執着、つまり「物質的欲求」を超越してこそ真実を見据えることができ、爽やかな生き方ができる、そう説いているのではないでしょうか。




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永田やのこころ



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Posted by 永田や COO at 09:14│Comments(11)お経編
この記事へのコメント
たしかに。
と、いいつつも、分かったようで難しいです。

自は、他があるから、その存在があるのですよね。
自だけでは、自は、空ですら。
全ては、空。
だからこそ、空の時を大切にしたい。

やはり、意味深いですね。
難しい......
Posted by 早野雄二 at 2008年09月17日 09:24
空というのが難しいですね
一切の煩悩を捨て、仏の道のみをめざす

四態八正道の概念は仏教入門で読みましたが、あれを全部やったら人間ではなくなってしまいそうです
あ、だから悟りを開けるわけですか・・・

残念ながら私はゲダツはできそうにありません(笑
Posted by M/F ART at 2008年09月17日 11:12
般若心経、待ってました!
COOさんの解説があって何となく理解できた。。。ような気がしてきました。
(←何なんじゃい?)
お題目を何遍も唱えれば、開眼するでしょうか。
Posted by Nemo at 2008年09月17日 11:15
とてもわかりやすい解説ですね。
「物質的欲求」を超越してこそ真実を見据えることができ、爽やかな生き方ができる・・・というところがCOOさんらしくて良かったです♪
Posted by シンシアK at 2008年09月17日 17:44
何年前でしょうか、暗記して唱えていた時期もありましたが今はだいぶ忘れてしまっています。ぼくの認識では、意味もさることながら一番大事なことは、声を出して唱えることに意義があると認識しています。
Posted by アイトップ社長 at 2008年09月17日 19:08
「般若心経」には不思議な力があると聞いた事があります。
何回も解説していただけると (すぐ忘れるの私だけ!? )
そのうち自然に理解できるようになると思います。
よろしくお願いしますm(__)m
私もアイトップ社長さんと同じで、
唱えることに意義があると認識しています。
Posted by 箱入り嫁 at 2008年09月17日 22:56
般若心経・・おばあちゃんになる頃にはブツブツ言っていたいと思います(笑)祖母がいつも仏壇を守っていたので、私も多分そうなると思います(*^_^*)でも、パパりんの実家の仏壇・・普段開いてないんですよね・・(^_^;)☆それっていいの??っていっつも思うんですけど・・ご飯はあげましてる感じなので、それは安心しましたが。
浄土真宗だから?ぽち
Posted by ゆみぴい at 2008年09月18日 10:23
早野雄二さま

確かに難しいですね。COOも自分で書いておきながら、考えがまとまらず、文章にできないことも多々あります。(汗) なるべくわかりやすく解説をしようと心がけているのですが、ボキャブラリーが乏しいため、きちんとお伝えできず、申し訳なく思っております。(泣)


M/F ARTさま

そうですね。悟りをひらくことができたら、人間ではなくなってしまいます。悟りをひらいた方を如来といいますからね!人間はやっぱり人間でしかありません。でも人間には人間の良さがあります。人間ならではの人生の楽しみ方があるとCOOは思いますよ!


Nemoさま

ありがとうございます!この「般若心経解説シリーズ」の更新を待っていていただいてたんですね!とても嬉しく思います。正直、この「解説シリーズ」の記事を作るのが一番時間がかかります。(汗) でも、Nemoさまのように楽しみにしていただいている方がひとりでもみえるのなら、頑張って書く意欲がわきます!


シンシアKさま

ありがとうございます!やっぱりそこのところが気に入っていただけましたか?COOもその部分が「なかなかいいなぁ!」なんて自分でも気に入って書いた部分なんです!(笑)


アイトップ社長さま

そうですね。お経は声を出して唱えてこそ、意味がある。そう言われています。COOは「真宗大谷派」なので、あまり般若心経はとなえませんが、正信偈は法事でよくとなえますよ。


箱入り嫁さま

正直言って、COOもこの「般若心経解説シリーズ」を書きはじめてから般若心経の内容を深く理解するようになりましが。それまではCOOもただとなえるだけのお経のひとつであったのですが。深く理解しようと努力すればするほど、般若心経の内容にビックリしています。


ゆみぴいさま

ゆみぴいさまの旦那さまのご実家は浄土真宗なんですね。だとしたら般若心経はとなえないと思います。たくさん宗派があるなかで、浄土真宗だけは般若心経をとなえないんですよ。COOと同じく正信偈になると思います。
Posted by 永田や COO永田や COO at 2008年09月18日 11:50
(^-^)
お勉強になりますねー
素粒子論からのアプローチも可能かと思います。
消えたり現れたり繰り返しながら、あたかも物が
そこに存在しているといった感じを受けてますよね。
物質をつくっているのは念とか想いとかいった
意識的なものも介入してますね。
Posted by つばさねこ at 2008年09月18日 18:08
「舎利」が人の名前だとは!
解説を目でおいながらも、頭の中は、義母が唱えるお経が流れてました。
お経、いつかちゃんと自分で唱えられるようになりたいなぁ~と思います。
Posted by MieBiz at 2008年09月18日 22:57
つばさねこさま

素粒子論、想いは空気を伝わる、そんなお話し、COOも大好きです。世の中、まだまだ科学では解明できないことがたくさんあります。でも、そんな一端をこの般若心経が示していたのかもしれませんね!


MieBizさま

般若心経はお経の中でも短く、そして親しみやすいお経のひとつです。真剣に暗記すればたぶん1時間もあれば覚えることができるでしょう。経本を読むことなく、そらでとなえることができるようになるといいですね!
Posted by 永田や COO永田や COO at 2008年09月19日 09:19
 
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