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2008年01月29日

お香の十徳

香りは古くから人の生活を豊かにしてきましたが、仏教では仏に香りを捧げることを重要なこととして考えてきました。この捧げる行為を供養と言いますが、香・華・灯は仏前供養の基本であり、仏壇には必ず香炉が供えられ、そこで線香などを焚きます。「香を聞くと以って佛食と為す」と説く教典もあり、香は仏や亡くなった人々の食べ物であると考えられてきました。お香は心身を清め、香り(香煙)は隅々まで行き渡り空間を清めます。また、様々な香りを味わうという楽しみも与えてくれます。

お香を扱う上で知っておきたい言葉が「香の十徳」です。「香の十徳」は11世紀の北宋の詩人、黄庭堅(こうていけん)の作で、一休禅師により日本に紹介されたとされます。


《唐草香炉》





「香の十徳」

感格鬼神 清浄心身 (感は鬼神に格る、心身を清浄にし)
能除汚穢 能覚睡眠 (よく汚れを除き、よく睡眠を覚まし)
静中成友 塵裏偸閑 (静中友となり、塵裏閑の偸み)
多而不厭 寡而為足 (多くして厭はず、寡くして足れりと為し)
久蔵不朽 常用無障 (久しく蔵して朽ちず、常に用いて障り無し)


以上の意味はおおよそ下記の通りになります。

 1.感覚が鋭くなる
 2.心身を清浄する
 3.汚穢(おわい・汚れのこと)を除く
 4.眠気を覚ます
 5.静かなときには友になる
 6.忙しいときも閑をもたらす
 7.多く使ってもいとわない
 8.少なく使っても足りる
 9.永く保存しても腐らない
10.常用しても差し支えない

この「香の十徳」は香の効用を端的に、そして格調高く伝える詩文です。











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Posted by 永田や COO at 09:44│Comments(2)仏事豆知識
この記事へのコメント
ありがたい文面ですね。

私は横着者で
仏様には手を合わせるばかりで
お線香までには
手を伸ばしておりません。

今回のブログを拝読して
お線香に関心が持てました。

勉強させていただきました。
Posted by おにくやおにくや at 2008年01月29日 12:57
おにくやさま

お客さまにはこのようなことをご説明させていただいておりますが、必ずお線香をあげてください、とはお願いしておりません。自分は行動より気持ちが大切であると思っているからです。ただ、このようなことを知っておくのと知らないとではとても大きな差があると思っています。
Posted by 永田や COO永田や COO at 2008年01月29日 19:25
 
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