視聴率の摩訶不思議

皆さまは「視聴率」がどんなものかご存知だと思います。この数値はその番組がどれくらい観られているのかのひとつの指標となるものですよね。でもＣＯＯは最近、その「視聴率」に疑問を感じるようになりました。

たとえばこの「視聴率」。テレビ局の同時間に放送されている「視聴率」をすべて足しても１００％にはなりません。この「視聴率」の算出の方法はモニター宅のテレビがどのチャンネルの番組を観ているのか。つまり、モニター宅のテレビのスイッチが全部ＯＮになっていて、はじめて１００％になります。（厳密に言えば少し違いますが）

最近ではＡタイム、つまりゴールデンタイムに放送されるドラマの「視聴率」が伸び悩んでいます。そこそこ人気のあるドラマで１５％の「視聴率」がやっと。ちょっと当たって２０％。キムタクや仲間など、人気俳優が主演のドラマでなんとか２５％。そんな感じでしょうか。




しかし、冒頭でも申し上げた「視聴率」に対する疑問。それはこれらのドラマの「視聴率」についてです。今はどの家庭でもＢＳ、ＣＳ、そしてケーブルテレビなどなど、観ることのできるチャンネル数がとても多くなりました。

チャンネルが多くなればそれだけ面白い番組も増え、観たい番組が重なってしまうなんてこともあります。そんな中で、本当に観たいと思う番組を皆さまはどうされますか？

たとえば一番観たい番組と、次に観たい番組が同時間に重なってしまった場合。きっと次に観たい番組をリアルタイムで観て、一番観たい番組はハードディスクなどに録画をされるのではないでしょうか？（ちなみにＣＯＯがそうなんです）

つまり、その場合「視聴率」としてカウントされるのは視聴者が一番観たい番組ではなく、次に観たいであろう番組の方になり、本来人気があるであろう番組より、それ以外の番組に「視聴率」が流れることも可能性としてあるわけで。。。

また、ドラマを録画した場合など、ＣＭは早送りしてしまいます。（ＣＯＯはせっかちなのでそうしてます）　せっかく「視聴率」の高い番組にＣＭを流しても、早送りでＣＭを飛ばされてしまっては、スポンサーとして残念な結果に終わってしまうのです。

「視聴率」の高い番組にＣＭを流そうと思うと、それなりの費用が発生します。しかしこの「視聴率」に疑問を感じてしまうとどこにどうＣＭを流すのが効果的なのか。。。頭の中が混乱してしまいますぅ。（汗）

毎年２月にはＣＯＯの会社も東海エリアのテレビ局でＣＭを流すため、この時期になると、こんなことばかり考えてしまう今日この頃のＣＯＯでした！

「Ｂ型ＣＯＯ」今日のひと言自分説明

自分について多くを語らない。
（特定の人物以外には）
のは、昔よくやってたから。
でももう色々悟ってしまった。
そんなかつての自分のなんて青臭いことか。

『Ｂ型自分の説明書』より