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2008年01月22日

おつとめのしかた

お仏壇というものは、購入しただけでいいというものではなく、日々お勤めをしなくては意味がありません。仏さま、ご先祖さまへ祈りを捧げてはじめて、価値あるものになるのです。

お仏壇へのおまいりで重要なのは、もちろん仏さま、ご先祖さまへの感謝の気持ちです。我々がこうして無事に毎日を過ごすことができるのは仏さま、ご先祖さまのおかげです。その気持ちを、ご本尊をおさめたお仏壇に捧げることが、仏さま、ご先祖さまへの何よりもの供養です。

お祈りを捧げること自体が、人間の謙虚な心を育て、すがすがしい気持ちをもたらしますが、よい家庭環境を育てるという役割も果たしています。例えば一週間に一度でも、ご家族全員でお仏壇の前に座っているご家庭では、ご家族全員がこころをひとつにするという、尊い時間を過ごすことができます。

また親が毎日、お供えをしてお祈りをしているご家庭では、たとえお子さまがお参りをしていなくても、自然とお子さまのこころに、仏さま、ご先祖さまへの敬愛の気持ちが育ってくるものです。お子さまは親の背中を見て育つのです。

お仏壇でのお勤めは毎日行うことが大切です。本格的なお供えをして、お経を読むことも大切ですが、最低限のことでもいいから続けるということが何よりも大切なのです。毎朝、仏さまにお祈りすれば、必ず一日を健やかな気持ちで過ごすことができます。


<日々のお勤め>

朝、起床したら、まずお仏壇の扉をあけます。扉をあけるときには、合掌し、軽く一礼します。お仏壇の扉の開け閉めは、かならず毎日行ってください。

ご家族が朝食を食べる前に、仏飯、浄水(お茶)、花などを供えます。毎日が難しければ、最低でも週のはじめの月曜日とか、月一回お一日にはお供えをしてください。

お供えをしたら、ロウソクに火を灯し、線香をたき、リンを鳴らし、合掌礼拝します。この時に読経を行うのが理想ですが、できなければ合掌礼拝のみでも問題ありません。仏さま、ご先祖さまへの感謝の気持ちを捧げて、供養をしてください。

ご家族の食事の後、お供物を下げ、ロウソクを消し、内扉を閉じます。

頂き物や特別にご先祖さまにお供えしたいものがあれば、ご仏前にお供えをします。

(地方、宗派によってお勤めの方法が異なる場合もございます。)


永田やWeb仏事百科事典より
おつとめのしかた


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Posted by 永田や COO at 08:55│Comments(3)仏事豆知識
この記事へのコメント
お仏壇の前に座ると、何だか落ち着きますよね(^^)私も毎日旦那様と二人並んでおまいりが、一日のスタートです♪♪
子供達は、たまにしかおまいりしませんが、二歳の孫がお仏壇が大好きで、必ずおまいりしています(^^)可愛いですよ☆
Posted by たかはま at 2008年01月22日 13:47
仏壇の扉って開けっ放しじゃないんですね。
知らなかった~
いつもいつも参考になります...(^_^;)
Posted by yuan at 2008年01月22日 18:18
たかはまさま

お孫さまがお仏壇を好きだなんて、とても素晴らしいことですね!きっとたかはまさまが毎日おまいりしている姿を見て育ったのでしょうね!


yuanさま

これは一般的なことなので、必ずしも閉めなければならないわけではありません。ちなみに我が家ではずっと扉は開けっ放しです!
Posted by 永田や COO永田や COO at 2008年01月24日 11:46
 
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