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2008年02月11日

「得」と「徳」の違い

先日あるご住職さまからとてもためになるお話を聞くことができました。

「得」と「徳」の違い


それは損得の「得」と人徳の「徳」の違いです。このふたつの字は同じ「とく」と読みますが、その意味はまったく違います。


まずはそのふたつの字を辞書で調べてみました。 

「得」と「徳」の違い
「得」・・・交換・売買・仕事などをしたあとに今までよりもお金が多く残ること。
楽であったりお金・時間がかからなかったりしてそれをする意味がある様子。

「得」と「徳」の違い
「徳」・・・努力しないでもすべての行いが人の模範とするに足ること。
精神的・物質的に人を救済する善行。


同じ「とく」でもまったく意味が違います。


そのご住職さまはこのようにおっしゃいました。

「人生は良くも悪くも『損得の得』で物事を考えがちになってしまいます。たとえば、桶の水をかき寄せようとすると一瞬は水が手元に集まりますがすぐ手の中からすり抜け、水が元に戻ってしまいます。桶の水はかき寄せるのではなく、反対側に差し出すようにしましょう。さすれば、その水は桶の反対側からおのずと手元に戻ってきます。これが『損得の得』ではなく『人徳の徳』の考え方なんです。」

なるほど!常にかき寄せようとするのでなく、与え続けようとする心が大切ということなんですね!自分も人徳を磨かなくては!そう痛感したご住職さまのお話しでした。 


タグ :社長独り言

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Posted by 永田や COO at 10:59│Comments(6)社長の独り言
この記事へのコメント
私は「お得」が大好きです。(笑)
先日、フューネの役員会でほとんど同じような内容を
会長が「知恵」と「知慧」の違いで語ってました。
あまりに内容がよく似ていることに驚きです。
Posted by フューネ三浦 at 2008年02月11日 11:06
徳・・・・いわゆる 宇宙銀行に貯金するようなもので

 人の為になることをすれば 貯まっていくというシステム

 なんです。

 それがいつか 解除され いい話に 縁があったり いい人に

 出会えたり お金に困ったときに 湧いてきたりするもの。

  でも 大事なことは 保証 がないということです

 見返りを求めた 徳積みには 意味がないってことですね

  子の代 孫の代が 幸せになれるように 信じるだけ・・

 その信じる 力 こそ 徳積み最大の 本質かも??
Posted by ベーレン 岩本 at 2008年02月11日 11:47
 昔、職場の先輩によく「損して徳とれ」と教えられました。
最近で自利とは他利をいうと言葉が身近にあります。
我々の仕事では、まさにお客様が繁盛していなければ成り立たない
仕事であります。そして、得だけを得ようという人は別の意味で苦労が
絶えないような気がします。精神や物質を与える人は何らかの
形で救われているような気がします。自分や周りのためにも人の役に
立たなければいけませんね。
Posted by 大宮龍幸 at 2008年02月11日 11:47
フューネ三浦さま

「知恵」と「知慧」の違いですか!興味深いお話しですね!また、是非その内容をアップしてください!


ベーレン岩本さま

とてもありがたいコメントです!見返りを求めた徳積みは本来の徳積みとは違いますよね!保証がないからこそなかなか徳積みはできないんですよね。それはやっぱり「得」が頭から切り離せない証拠だと思っています。もっともっと徳積みをしなくては!


大宮龍幸さま

ひとの役に立ちたい。そう思う気持ちが大切だと、最近ある方から教わりました。その気持ちがあるからこそ良いお仕事ができ、良い人生を送ることができ、そして良いご縁を頂戴できるのだと、こころから感じることができました。
Posted by 永田や COO at 2008年02月11日 16:38
いつもいつも勉強になります。

みなさまのようなコメントを寄せることができませんが、
こうしてやさしく説明していただけると堅苦しい話もなるほど~と
スッと入っていくことが出来ます。

日常においても取り入れたいなと思えてきます...
Posted by yuan at 2008年02月11日 18:23
yuanさま

物事はあまり深く考えないで、感性で捉えられることができればそれでいいのだと自分は思っています。
Posted by 永田や COO at 2008年02月14日 09:25
 
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