伝統的工芸品教育事業

NAGATAYA COO

2008年07月06日 07:58

愛知教育大学付属岡崎中学校の「Pネット講座」。「Pネット講座」とは、専門知識を生徒の為に役立つよう、いつでも活用できるシステム「Pネットバンク」に登録し、その登録者が各専門分野の講座を受け持ち講師を務めるといったものです。昨日はその講義に行ってまいりました。

自分の受け持ちはもちろん伝統的工芸品のお仏壇について。三河仏壇振興協同組合教育事業委員の職人さまに手助けいただき、お仏壇の蒔絵と金具のふたつの工程の体験授業を行ないました。


伝統的工芸品の説明をされている金具師の職人さま。





蒔絵の描き方を説明する蒔絵師の職人さま。








金具の打ち方を説明する金具師の職人さま。









そしていよいよ体験授業の始まりです!

真剣に金属板を金槌で打つ生徒さん。あらかじめ用意していただいた図柄を金属板に描き写し、線に沿って鏨(たがね)で丁寧に打っていきます。









こちらは蒔絵の体験。こちらもあらかじめ用意した好きな図柄を筆でタイルに描き写していきます。








下書きが終り、ある程度乾いたのち、好きな色の蒔絵を蒔いていきます。







さすが中学生!とても上手な蒔絵の出来上がりです!職人さまもビックリ!


生徒の皆さんは1時間以上かけてひとつの作品を作り上げることができました。生徒の皆さんが1時間以上かけて作成した蒔絵や金具がお仏壇には何百枚も使用されていると説明をすると、とても驚いていました。

きっと体験された生徒の皆さんは自宅に帰ると、真っ先にお仏壇を見ることでしょう。どんな蒔絵が描かれているのか、金物にはどんな模様が施されているのか、とても興味を持っていただくことができたと思います。


三河仏壇振興協同組合ではこうした教育事業を行っております。この教育事業を通じて、ひとりでも多くのお子さまに日本の伝統工芸の技の素晴らしさを伝えることができ、その価値を理解いただくことができれば、とても嬉しく思います。





 





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