木のいのち 黒檀
唐木仏壇の主要材料として使用されている黒檀の原木名はエボニーと呼ばれ、世界の三大銘木のひとつと言われています。お仏壇に使われるのはインドネシアのスラウェシ島産のものがもっとも良質とされています。
しかし現在はインドネシア政府の政策により、丸太の輸出が全面禁止となり、現在は角材、板材も日を増すごとに入手困難となっております。以前のように縞目模様の良質な材を使用することはとても難しくなっており、今後は同類のエボニー材を模索する現況にあります。
【黒檀 (エボニー)】
・カキノキ科 ・常緑広葉樹 ・非常に重く硬い
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