フィードバック
昨日は兄弟喧嘩のお話しをしました。よく使われることわざに「雨降って地固まる」というものがあります。これは喧嘩や揉め事などが起こったあとは、かえってお互いの絆がしっかりして良い状態になることのたとえとして使われる言葉です。でもこれは本音で言い争いを行なわなければなかなかそうはなりません。
喧嘩ともなれば売り言葉に買い言葉ではありませんが、本音での激論になるため、結果的に相手に対するフィードバックが行なわれたことになり、その後のお互いの関係が強くなるのです。
ところでよく耳にする「フィードバック」とはなんなのでしょう?「フィードバック」をひと言で定義をすると「目標に向けての軌道修正」になります。コミュニケーションにおける「フィードバック」とは、相手が他者にどんな印象や影響を与えているか、またその人の行動がどのように見えるのかをありのままに伝えることです。
つまり、お互いに共有した目標に向けての軌道修正であり、良い悪いの忠告や批判・指示・命令ではないのが「フィードバック」になります。この「フィードバック」を行なうことによりコミュニケーションの良好な職場環境がつくれ生産性が向上するといった図式が成り立つわけです。
会議では激論を交わし、本音で討論する。会議が終わってしまえば会議中の激論など忘れ、わだかまりも無くケロっとしている。それが永田やの会議なんです。
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