税制委員会
自分は岡崎商工会議所の税制委員会のメンバーに任命され、先日その第一回税制委員会に出席してまいりました。税についての知識がまったく無いに等しい自分としては、これから先がとても思いやられます。委員会のメンバーのひとりとして、少しでもちからになれるよう頑張って勉強しなくては!その税制委員会後、中小企業事業承継税制についてのセミナーも合わせて受講してまいりました。
事業承継税制の抜本拡充や民法上の遺留分制度による制約への対応を始めとする事業承継円滑化のための総合的支援策の基礎となる「中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律案(仮称)」が本通常国会に提出され、平成20年10月1月より施行される予定とのこと。
これは事業承継の際の障害のひとつである相続税負担の問題を抜本的に解決するため、非上場株式等に係わる相続税の軽減措置について、現行の10%減額から80%納税猶予に大幅拡充するとともに、対象を中小企業全般に拡大するというもの。
これまで事業承継問題で自社株の相続等で頭を悩ましていた経営者の皆さまにとって、本来ならこのような問題に頭を悩ます時間をできるだけ少なくし、業務に専念したい経営者が多い中でたいへんありがたい法律の改正になります。
日本経済を影で支えている中小企業がもっともっと税制面で優遇され、業務に専念できるようになればきっと景気も回復傾向になるのではと、自分は思っております。
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