勉強したこと
先日受講したセミナーで勉強したことをもう少しお話ししたいと思います。
先日アップした記事 で、「宅配事業を事業化することは不可能と言われてた」と申し上げました。それをもう少し説明いたします。クロネコヤマトの宅急便が事業化されたのは昭和51年のことです。まだほんの30年数年前のことなんですね!
運輸業というのは許認可制になっております。都道府県別に認可がおりないと業務を行なうことができないんです。つまり個人から個人への宅配業を行なうということは47都道府県すべての認可を受けないとその業務はできないことになります。運輸業者さまの中ではそれは絶対不可能なことだと言われていたそうです。
それまで宅配事業は郵便局の業務であるという認識が運輸業者さまの中での常識でした。つまり自分の常識が新規事業をやろう!という発想の邪魔をしていたわけなんですね。その発想の転換をいち早くされたのがクロネコヤマトの宅急便だったのです。
当時一流と呼ばれていた日通、福山、西濃の三社もクロネコヤマトの動きに静観、「そんなことはできるわけない」という感覚で見ていたそうです。いち早く発想の転換を行い、それを気力を持って全力で行なってきたクロネコヤマトは今では年間12億個という荷物を取り扱うまでの業者になったのです。郵便局のゆうパックですら年間3億個の取り扱い量から見れば、他の追随を許さない圧倒的1番シェアを獲得されているのです。
クロネコヤマトはお客さまの信頼を得るために、お客さまの立場を優先して考え、様々な商品を開発されました。それが「ゴルフ宅急便」「スキー宅急便」「クール宅急便」などの商品なのです。
都築氏はこうおっしゃられました。経営者にとっても最も大切な3つのこと。それは考えること。そして決断して選択をすること。最後にそれを猛烈な執念を持って実行すること。
これを実践してきたからこそ今のクロネコヤマトがあるんですね!
ちなみにクロネコヤマトの4万5千台の貨物車のうち、3万台がトヨタ製であることをご存知でしたか?ドライバーの使い勝手の良い車を各社に依頼したところ快く引き受けていただいたのがトヨタだそうです。他社の嫌がることを率先してなんとかしようと努力する企業姿勢。それが今のトヨタの快進撃の源であるということも勉強しました。
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